沖縄旅行や沖縄移住してきたなら、いろんな観光地を巡るのもいいですが、スーパーで沖縄の生活文化に触れてみるのはいかがですか?
スーパーには、おそらく沖縄県民は当たり前と思っているだろうけれど、実は「沖縄ならでは」の特徴がたくさん。
沖縄の人と一緒に暮らさない限り、日常的な生活を知る機会はそうありませんよね。
だからこそ、沖縄の人がいつも利用しているスーパーは、沖縄県民の生活を知る1つの手段になりますよ。
今回は、沖縄移住者おきえりが受けた、沖縄スーパーでのカルチャーショックを5つご紹介します。
ぜひ、実際に確かめてみてください!
沖縄のスーパー事情
最初に沖縄のスーパー事情を少々。
沖縄には県外には展開していない、沖縄ローカルのスーパー「サンエー (約70店舗)」「かねひで (約60店舗)」「ユニオン (約20店舗)」があります。(2022年4月時点)
そしてイオングループは、イオンモール、マックスバリュ、ザ・ビッグなど、およそ60店舗ほど展開しています。
ちなみに、私はお気に入り+家の最寄りということで、サンエーを利用することがほとんどです。
箱で売られるツナ缶
まず沖縄のスーパーで最初に目に付くのは、売り場にツナ缶が箱積みされている光景ではないでしょうか。
箱と言っても、在庫が入っているような段ボールではなく、白のちゃんと綺麗な箱です。
実は沖縄県民は、あのシーチキンでお馴染みの「はごろもフーズ」さんによれば、全国平均の4〜5倍もツナ缶を消費するほどのツナ好き。
ツナが好きすぎて、自宅用や贈答用に箱買い(15缶入り)するほどなんです。
アメリカの統治下にあったことが、缶詰め文化が定着するのに影響しているのでは、と言われています。
ただ、それ以外にも、ツナを沖縄料理のチャンプルーに使いやすいなど、沖縄の食文化との相性が良かったのかも知れません。
ちなみに本州から製造されて運ばれてくるためか、決してツナ缶のお値段は本州より安いということはないようです。(おきえり調べ)
驚きの価格SPAM
一方でアメリカンな缶詰めポークランチョンミート(代表選手はSPAM)は、沖縄だと破格のお値段で買うことができます。
「SPAM」以外にも、同様のデンマーク商品「TULIP」など、缶詰め豚肉の沖縄でのニックネームは「ポーク」です。
「ポーク玉子おにぎり」が今や有名になったので、ご存じの方は多いかも知れませんね。
本州では高いと600〜700円することもあるSPAMやTULIPですが、沖縄では大体200円〜300円台とかなりお手頃な価格で手に入るのです。
沖縄の食堂へ行くとポークの乗った定食は定番なことからも、とても人気の高いことがよ〜くわかります。
山積みのくるま麩
沖縄県民が愛するチャンプルーの1つが、ふーチャンプルー。
卵に浸したくるま麩を、お野菜やツナなどと炒める料理なのですが、この麩がフワフワで、お出汁の味を吸っていて♡
ただ、このくるま麩って沖縄県外では、あまり売られているのを見かけないのではないでしょうか?
それが沖縄では何種類も売られていて、ラッキーならワゴンいっぱいに積み上げられている光景を目にすることができます。
ついでに、巨大なくるま麩が100円前後と、お値段も忘れずチェック!
ふーチャンプルー、作り方も簡単なので、スーパーへ行ったついでにくるま麩を買ってみるのもおすすめですよ♪
(超かさばりますけど・・・)
ツマなし刺身
沖縄の海の幸といえば、青い魚や赤い魚など変わった魚が有名ですね。
ただ、そうした魚は市場では見かけますが、普通のスーパーではあまり見かけません。
その代わりと言ってはなんですが、スーパーに行ったらお刺身コーナーをチェックしてみてください。
大根のツマや大葉がこんもり盛られて、その上にお刺身が綺麗に並べられているのが、一般的なお刺身のイメージですよね?
でも、沖縄のスーパーで売られているお刺身には、ツマも大葉もついて無いんです!
たまにちょこっと添えられている商品もありますが、大抵はパックに直にお刺身が並べられています。
最初の頃は強烈な違和感を感じたのですが、今はだいぶん慣れました。
注) イオングループの場合は、ツマ有りが多いかも。
レジの人が袋詰め
あれこれお買い物を楽しんだ最後に、まだまだレジでも驚かされることがありますよ。
それは今やサンエー限定ですが、レジ店員さんが袋詰めしてくれるレーンが存在すること!
他のレーンやサンエー以外のスーパーでは、レジの順番が来たら最初に「袋詰めのご協力お願いします」と言われます。
県外の人からしたら、袋詰めを自分でするのは当たり前のことですよね?
でも、小さい子供を連れていて手が塞がっていたり、杖をついたお年寄りなどのお客様には、嬉しいサービスで沖縄の優しさを感じます。
まとめ
いかがでしたか?沖縄のスーパーで見つける、沖縄特有のカルチャー。
現代のスーパーで見る光景も、沖縄の歴史や文化を反映したもので、そうした背景に思いを馳せてみるのも、興味深く面白いですよね。
沖縄に来たら、ぜひお土産や食料調達がてらスーパーに立ち寄って、沖縄の日々の生活を身近に感じてみてください♪
コメント
初めまして。
GWに沖縄旅行予定につき、色々と調べております。
既に何度も訪問しているし、コロナ禍もあって、プールとか大浴場ある
ホテルに宿泊してほぼホテル滞在し、食事の時だけ出掛けたいと考えています。
今回「食処さかなやぁー」の検索の過程でこちらに辿り着きました。
行きたいのですが、アクセス悪いので思案中(笑)
みんなコロナに振り回されていますが、管理人様も色々とですね。
こちらは51歳で老後も見えて来た為、海外移住を検討。
2020年6月にマレーシアのMM2Hを申請しましたが、条件改悪の上に機関の
混乱で未だに保留中。
多分、仮承認出たとしても諦めざるを得ないでしょう。
管理人様は一つ下の世代ですが、一度会社を辞め、まだ働いているのですね。
外資系で蓄えたのに、素晴らしいと思います。
私は先月退職し、子供いないので少しは蓄えあるし、家内は大手に勤務
しているので、そのままリタイアすると思います。
沖縄移住も検討しており、今回の記事も参考になりました。
シーチキンネタは知っていましたが、改めて箱売りは笑えます。
イオンモールでもかねひででも見ていないと言うか見過ごしていたのか?
今度見付け、ブログネタにしたいと思います。
これからも移住記事を期待しております。
コメントありがとうございます。とても励みになります!!!
マレーシアはコロナの際、普段のノンビリ感から想像できないような、強硬な政策を取ったのでビックリしました^^;
年中暑くって、当初はこんなところ住むなんて無理だと思っていたのに、今では食べ物もジャングルも人も懐かしくって仕方ありません。
会社を辞めてから1年間はプー子をして、貯金を使い切ってしまいましたので、また働き始めました。
希望していた英語を使える仕事で、9時ー16時と拘束時間も短い仕事を紹介してもらえてラッキーでした。
再び働き始めた日、労働がこんなに清々しいものか?!と感動したのは、我ながら驚きでした。
長きにわたって、お仕事お疲れ様でした!
しばらくゆっくり自分時間を満喫してくださいね。
ちゃんとブログ更新していきますので、よろしくお願いいたします♪
シーチキンとケンタッキーフライドチキンがお好きみたいですね😊
箱のシーチキンは実際に見たような見てないような(;´∀`)
スーパーは1、2回行きました。
骨抜きテビチを焼肉するために〜
歯ごたえがあるので、隠し包丁
格子状に切れ目がおすすめ
斜め、や両面もありかも
食料品店や市場,魚屋さんに行ってました。
市場でマンボウの刺し身買ったのも良い思い出 美味しかった~
もっとスーパー行っておけばよかったです。
フーチャンプルー
ポーク大好き!ポータマ食料品店で安かったので、さんぴん茶2リットルと朝食に買ってました。
ポークが安いからだったんですね地元だと500円位かな
ツマは全然気にならなかったです😂あったらいただきますけど。
袋詰はサンエーさんはされておられるのですね!
確かに助かりますね😊
英語できる人尊敬してます。中学一年一学期一週間でギブアップしました(´;ω;`)
スーパーや市場は、特に海外の旅行先では必ず訪れていました。
その土地の食文化を知るのに、格好の場所♪
英語、私の中一の先生がわけわかめで(爆)、高校卒業まで特に良い成績だった記憶もないんです。
お勉強としての英語だったはずなので忘れてもらって。
機会があれば、海外の人とコミュニケーションとる方法の一つとして、
えーい!とチャレンジしてもらえたら、私としても嬉しいです。