那覇国際通りからバスで行く沖縄観光シリーズ第1弾〜世界遺産「識名園」〜

見る・遊ぶ

沖縄へ旅行に来て那覇の中心地、レンタカーせずに国際通りをぶらぶらする日程があるのなら、それと併せてどこか公共交通機関で観光にも行けると嬉しいですよね。ということで、那覇の国際通りからバスで行く沖縄観光、シリーズ第1弾!として、沖縄が誇る世界遺産の一つ「識名園」をご紹介します。

識名園は、他に琉球王国時代の城(「グスク」と呼ぶ)や琉球王府の遺産と共に、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として2000年12月にユネスコ世界遺産に登録されました。

ところで、首里城と世界遺産が世界遺産と知っていても、その他にどのような遺産が含まれているのかご存知ですか???私は全部挙げられませんでした(汗)ちょっとここで一緒に確認してみましょう。

  • 今帰仁城跡
  • 座喜味城跡
  • 勝連城跡
  • 中城城跡
  • 斎場御嶽
  • 玉陵
  • 首里城跡
  • 園比屋武御嶽石門
  • 識名園

ほとんどがバスやゆいレールなど公共交通機関ではアクセスが難しい中、「識名園」は大丈夫です!那覇国際通りから比較的短い時間(約30分)で、しかもバス1本で行けます!

この記事を読めば、世界遺産 識名園の溢れる魅力に、きっと訪れてみたくなりますよ〜♪

識名園の歴史


識名園は1799年(本州は江戸時代)に、琉球王家の別邸としてつくられました。国王一家の保養や外国から来られるお客様を歓待するために使われていたようですね。
しかし、首里城同様に識名園も第二次世界大戦中に破壊されてしまいました。沖縄の本土復帰後、懸命に復元がなされ、その結果、2000年にその他の琉球王国時代の遺産と共にユネスコ世界遺産に登録されました。

識名園の魅力


識名園の魅力は、庭園や建物が復元され、元の状態に近い姿が観られるというところではないでしょうか。入り口を入ってすぐは、いかにも南国風の入木がジャングルのように生い茂っていて、木陰を涼みながら散策できるエリアがあります。


そして、さらに進むと開けてくる大きな池の周りでは、日本庭園のようでもありながら、池に浮かぶ島には中国風の東屋があったりと、エキゾチックな雰囲気が面白く、景色の変化も楽しめます。
そうして、真夏でも日陰を通り抜ける涼しい風に吹かれると、なんとなく琉球王国時代と同じ風を感じているような気分に・・・。


別邸の木造&赤瓦の建物も復元されていて、沖縄らしく四方に風が通るようになった開放感溢れる設計は見ていて爽快です。時々、伝統芸能のイベントなども開催されているようなので、そこへ遭遇できると古き時代へのイメージが高まりますね!
中に靴を脱いで上がれるので、ぜひ建物の中も見学してみてくださいね。

識名園は世界遺産ということもあって、入園料は「400円」と安い!そういう点も含めて、何度でも訪れたい場所です。

識名園近くでランチするなら「下地そば」


「識名園」近くで腹ごしらえがしたくなったら、すぐ目と鼻の先にある「下地そば」さんの沖縄そばが美味しくっておすすめ!畳の部屋に3テーブルと小さいお店で、注文はホワイトボードにオーダーが書かれたマグネットを貼り付ける方式で楽しいですよ♪

ただ、一人で切り盛りされているので、少人数で忙しい時間を避けて行ってみてくださいね〜。

識名園へのアクセス

識名園へは那覇国際通りからだと「県庁前」もしくは「てんぷす前」からバスに乗るのが便利です。いずれの場合も「識名園前」という停留所があるので、バス停降りてすぐが識名園です。

・県庁前

・てんぷす前

・識名園公式サイト  https://www.city.naha.okinawa.jp/kankou/bunkazai/shikinaen.html

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、那覇国際通りからバスで行ける観光地第1弾として、世界遺産に登録されている「識名園」をご紹介しました。多くの遺跡が完全に復元されていない中、識名園は往時に近い姿に復元されていて、日本庭園とも異なり個性的で美しい庭園になっています。真夏の太陽のもとでも、涼しく心地よい風が吹き抜けるなど、癒される場所でもあるので、ぜひ時間を見つけて訪れてみてください。きっと、あなたも識名園の魅力の虜になりますよ!

国際通り近く!レンタカーなし・徒歩でも行ける、おすすめ散策&観光コースが知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました