沖縄の隠れ家的観光スポット「仲泊遺跡」の5つの魅力

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恩納村は「万座毛」や道の駅「おんなの駅」など、沖縄で県民にも観光客にも人気の高い場所。
その中にあって「仲泊遺跡」は、地味だけど「おんなの駅」とセットで立ち寄るべきおすすめの観光スポット!
今回は知る人ぞ知る「仲泊(なかどまり)遺跡」に立ち寄るべき、その5つの魅力をご紹介します。

仲泊遺跡の基本情報

仲泊遺跡は恩納村の海沿いにあって、車で数分のところに「おんなの駅」があります。

ちょっと食べ過ぎ&運動不足になりがちな沖縄旅行で、ちょうどいい腹ごなしをしながら、沖縄の歴史と美しい景色が楽しめる隠れ観光スポット!
少し急で滑りやすい坂道もあるので、訪れるならヒールや草履などより、スニーカーがおすすめですよ。

【魅力1】1箇所で2つの時代の遺跡が見られる

仲泊遺跡は国指定史跡で、なんと1か所で異なる2つの時代の歴史を、垣間見ることができるんです。

縄文時代の貝塚や洞窟住居跡


縄文時代に始まった貝塚文化は、九州や奄美から沖縄に伝わったとされていて、奈良時代〜平安時代(11〜12世紀)までと長く続きました。
沖縄の島の周りにサンゴ礁ができたことで、海岸からサンゴ礁までのイノーと呼ばれる浅瀬で獲れるまさに海の恵みが食料だったんですね。
仲泊遺跡に着いたらすぐに見える洞窟は岩陰住居跡。
その時代の人々の生活を想い描いてみるのも、楽しいかも!

琉球王府時代に敷かれた石畳の街道跡


仲泊遺跡では、琉球王府時代に敷かれた首里城と本島北部をつなぐ「国頭方西海道(くにがみほうせいかいどう)」の石畳を歩くことができます。
「比屋根坂石畳道 (ひやごんびら いしだたみみち」と呼ばれたそうで、遺跡の東側の入り口から入るとすぐは、急な斜面になっているので結構キツイですよ。
明治時代末期ごろまで使われ、造られてから約400年もの間、人々の生活に溶け込んでいたそう。
その道を実際に歩けるなんて、歴史好きには、たまらないロマンですね♪

【魅力2】高台からの海が最高!絶景スポット


急でゴツゴツした石畳の坂を登り切ると、開けたところに出ます。
それが魚の群れを見つける崖、という意味の「イユミーバンタ」。
ここから見える海は、絶景!
美しい景色に見惚れて、くれぐれも落ちないようにご注意ください。

【魅力3】可愛いマングースに会えるかも


マングースは元々、サトウキビ畑のハブやネズミ対策にと、ガンジス川辺りから連れてこられた、外来生物。
結果的にはあまり効果はなく、逆に最初の10数頭がウン万頭に増殖して、沖縄の生態系を変えてしまい問題児となってしまいました。
動物には罪はないのに・・・見た目はとても愛くるしい生き物です。
私が訪れた時には何匹か見かけたので、運が良ければ顔を見せてくれるかもしれませんよ♪

【魅力4】距離・勾配がちょうど良い運動に


沖縄旅行はドライブ+グルメ三昧で、ちょっとお腹周りが心配。
そんな方にこの仲泊遺跡は、もってこいですよ♪
全長1キロあるかないかで、滞在時間にして15〜20分程度、最初の急な上り坂がいい刺激になります。

【魅力5】道の駅「おんなの駅」のついでに寄れる


有名な観光地「万座毛」もあり、空港からもいい距離感で観光のお客さまに人気の高い恩納村。
そんなドライブでトイレ休憩がてら「おんなの駅」に寄って、お土産のお買い物、小腹満たしをするのが大道コースですよね♪
そのおんなの駅のすぐ近くにある仲泊遺跡は、ちょい寄りするのに最高のロケーション。
大道コースに隠れ観光スポットをプラスして、知る人ぞ知るを経験してみてください。

まとめ

いかがでしたか?今回は恩納村にある仲泊遺跡の5つの魅力をご紹介しました。
絶景を眺めながら琉球の歴史に想いを馳せてみるのも、いい旅の思い出になりますよね。
わざわざ行かずとも、恩納村まで足を運んだなら「ちょい寄り」感覚で行けるロケーションなので便利。
ぜひ隠れ家的な沖縄を堪能してください♪

コメント

  1. 雑多赤雲 より:

    知らなかったです。
    もったない!
    遺跡は次に沖縄に行けたら訪問したいです。
    高台とか石畳 歴史を感じながら歩きたいです。

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