たかがアルバイト、されどアルバイト。アルバイトで自分の仕事に対する考え方がわかる?!

日常ブログ

2024年2月10日は、旧暦のお正月。沖縄では旧正月もお祝いするから、この3連休は親戚・家族で集まったり、お仏壇にご挨拶したりするのかな。

いい そーぐゎち でーびる
(いいお正月ですね。新年明けましておめでとうございます、に当たる沖縄の言葉。)

さて、今回は2月1日から始めた2ヶ月限定のアルバイトについて聞いてください!そして、そこからわかってきた私が仕事に求めることも。

職場は全国区税理士法人の沖縄事務所で、2月、3月限定のお仕事・・・だいたい、もうお分かりいただけたかな?

そうです、確定申告の補助業務アルバイトなのです。

面接では、雑務がメイン、中でも確定申告で提出する書類のスキャンがほとんど、と説明されました。採用連絡があって働くと決めたのに、2月に入るまでは雑務、時給1000円(1ヶ月20日働いても15万円)、通勤片道1時間・・・とイヤイヤ病を発症していました(笑)。

2月1日から実際に働き始めて1週間とちょっと経ったのですが、結論から言って、今回のアルバイトはめっちゃくちゃ楽しい!!!こんなに楽しい理由、そしてそこから自分がどのような仕事を望んでいるのか考えてみました。

仲良しなだけじゃない、気配りできる職場の方々

とにかくまず、初日に感動したエピソードから話したい!
私が持参したイヤフォン(100均の)が不良品で研修動画の音声が聞こえなかったため、隣の席にいたメンターの男性がサクッと確認してこられて「1日空いているようなので会議室を使ってください」と。
座っていたデスクからPCやら電源アダプターを運んだ私の後から会議室にやってきた彼が持ってきてくれたのは、研修に必要な資料、デスクに置いていた私のペン、そしてペットボトルのお茶!Σ(゚Д゚)
普通、お茶まで持ってきてくれます?!気が利きすぎるやん!私にはできひん配慮や!と本当に感動しました。

その後も困っている素振りを見せていないのに、誰かしら「あそこのお水、自由に飲んでいいですからね」とか、「会計システムでわからないことがあったら、いつでも聞いてくださいね」とか、気にかけてさりげなく声をかけてくださる。

新参者が疎外感を感じたり、居場所を探す間もなく溶け込めてしまう、そんな居心地の良い職場なのです。

朝礼や日々の掃除は当番制

始業は8:50、事務所の営業開始は9:00。この10分の間に全員参加の朝礼をするのだけど、進行役は毎日変わる当番制で、ホワイトボードに名前の書かれたマグネットが縦に並んでいて、名前の横に黄色いマグネットが付いている人がその日の当番。

そう!この名前マグネットの並びの一番下に私の名前のもちゃんとあります!それを見つけた時、2ヶ月のアルバイトなのに準備してくれたんだ!と抜かりない配慮にまたも驚きと感動を覚えました。
あっ!てことは、私が朝礼を仕切る日がその内やってくるのかな・・・。ま、いいけど。

そして朝夕の掃除は、4人グループが1日を担当して日替わり。私は金曜日グループで、朝は早く来られる方にお任せして、夕方コーヒーマシンの部品を洗うのが私の担当に。ゴミ捨てもあるけど、18時半まで勤務の社員さんにお任せすることになりました。

そうだそうだ、忘れちゃいけない。朝はルンバさんも参戦します。

汚したり散らかったらさっとお掃除

シュレッダーやパンチャーの周りって、小さい紙片が溢れて散らかりがちですよね。でも、シュレッダーのすぐ横、絶対目に入るところに小さい箒&ちりとりセット、同じくパンチャーのお隣にはミニコロコロ。

散らかした人が掃除するのに加えて、気づいた人が掃除をする。綺麗が保たれていることはもちろん気持ちがいいけど、それに加えて気づいた人がやるという様子を見かけて、やっぱり感動しちゃいました。

ちなみにこちらの職場は席は決まっていなくて、みんな毎日違うところに自由に座るシステム。帰る時はキッチンペーパーとアルコールがあるので、それでデスクを拭いてから。

興味がある分野で新しい知識の吸収

ここまでは職場の話でしたが、最後の一番大事なところ、それは仕事の内容!

昨年(2023年)12月に日商簿記検定2級に合格して、簿記が実際の業務でどのように使われるのか知りたいというのが、そもそも税理士事務所の確定申告アルバイトに興味を持った動機。簿記という、これまで携わってこなかったエリアの試験勉強は新しい知識の吸収だらけで、本当に充実していて楽しかった〜♪

面接で言われた通り私に任される業務は、お客様からお預かりした確定申告に必要な領収書などの資料のスキャンが主だけれど、これ、雑務ではあっても必ずしも猿でもできるわけではない!

当然ながらさまざまな理由で確定申告をする方々がいて、不動産を所有しているため、医療費が嵩んだため、相続を受けたためなど・・・その内容によって私が任される業務のレベルでもやることは微妙に違って、その判断は私が渡された資料からやる。そして、「あ、この方は去年お爺さんが亡くなられる直前に、財産を相続されたのだな。それで贈与税がかかるので、確定申告されるのだな」と、だいたい分かっちゃうのが嬉しくてたまらない!

そして、会計システムや周辺システムで行う作業内容を理解することは、貸し方・借り方に仕分けを行う簿記の知識の応用になっていて、私が求めていた簿記が関係する実際の業務に携わりたいということが実現できているのです。

私が仕事に求めるもの

私が仕事に求めているのは、ワークライフバランスや職場との相性はもちろん大切だけれど、仕事の内容が自分の興味のある範囲で、今の知識の延長線上にあって、それを応用したり、新しい経験ができたりと、チャレンジ性も必要なのだと今回のアルバイト経験で知らされた気がします。

振り返ってみれば、同僚と一緒に仕事をしたり、飲みに行ったりするのが楽しかったりしたことはあったけれど、これまで働いた2社で仕事が楽しいと思ったことがあっただろうか・・・あまり無かったかもしれない。

英語通翻訳として働いたときは、通訳も翻訳も楽しく感じたけれど、仕事がほとんどなくて、毎日朝から夕方までそこにいるだけ、雇った人たちは知っていてほったらかし。挙げ句の果てに生理でシンドイ日に通訳が必要となって、事前に断っていたのにも関わらず、休んだからと契約終了。

その前のIT企業では100人規模10億円プロジェクトを任されたりして、やりがいや達成感はありました。特にプロジェクト計画を作ることが好きだったけれど、それってプロジェクトが始まる前に終わってしまう業務。何よりITへの興味が持てなくて・・・・(よく18年も働いたよ!笑)

終わりに

現在、3月末までのアルバイトが終わる4月からの入社を目標に就活中で、最終段階まで選考が進んでいるのは2社。ほぼ内定が決まった1社は、前々職と同じIT系のプロジェクト・マネージャーに近いお仕事。来週3次面接予定の1社は、在宅秘書。前者のお給料は後者の1.5倍だけれど、やっぱりITはもういいかな。

旧正月を迎えて新しい1年の始まったタイミングで自分の仕事に対する考え方や思いがはっきりするようなアルバイトに出会えて、幸先いいスタートが切れました。毎日楽しいと報告する私を見て彼が言ったように「今年は仕事運が良い」のかも!
この運気を逃さないよう、これからは自分の気持ちにちゃんと向き合って、気持ちが惹かれる方へ歩いていこうと思います。

なんの因果か「ハケンの品格」というドラマをアマプラで見始めちゃったんですが、さらにまた思うところあり(笑)・・・・長くなるので、この話はまた今度。

今仕事のことで迷っている人は、興味惹かれるいろんなアルバイトをやってみるのおすすめです!

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